横浜港について

今日のアンジュ


こんにちは、通関士の村田 博史です。


今日は横浜港についてお話ししていきますので

お付き合い下さい。

まず、横浜港と言っても複数のコンテナヤードから成り立っていますので

どのくらいコンテナヤードがあるのかを説明します。


現在、コンテナ船が到着するのは本牧埠頭・南本牧埠頭・大黒ふ頭 の3埠頭になります。

さらに船会社ごとにコンテナヤードがあり、

・本牧埠頭は  BC埠頭(BC1, BC2)、 D埠頭(D-1,D-4, D-5)

A埠頭(A-5,6,7,8)が超大型クルーズ客船用のターミナルに再開発されるとの噂があります。


・南本牧埠頭は MC-1, MC-2、MC-3


・大黒埠頭は     C-3, C-4, T-9    がコンテナヤードで

C-1,  C-2、T-1,T-2バースは多目的バース、 Lバースは在来船バースになります。



船会社ごとにコンテナヤードを呼称して区別されています。

横浜港の概要は横浜市港湾局のホームページで詳しく紹介されています。

横浜市港湾局のホームぺージで気付いたのですが、コンテナヤードの殆どを

横浜港埠頭株式会社が管理されているようですね。

地図上で青くなっているのが横浜港埠頭株式会社の施設です。

(地図は横浜港埠頭株式会社のホームページより抜粋しました。)


横浜ベイブリッジは本牧埠頭と大黒埠頭をつなぐ橋です。

海面から55メートルの高さなので殆どの客船は橋の下を通行して

象の鼻地区にある「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」に着岸していたのですが

近年、橋の下を通行出来ない超大型クルーズ客船があるようです。



横浜ベイブリッジは海面から55メートルの高さ、全長860メートルの世界最大級の斜張橋です。

(斜張橋とは 吊り橋の一種のようです。)



そこで、横浜ベイブリッジの下を通行出来ない超大型クルーズ客船用のターミナルを

先程紹介しました本牧A突堤に再開発する計画があるとの噂もちらほら聞こえてきます。

以前、横浜市港湾局の冊子で超大型客船への対応は大黒埠頭で進めていくとの記述を

読んだ記憶があるのですが・・・・、 

大黒埠頭は倉庫が多くて殺風景な場所なので乗客から不満が多いらしいですね。


A突堤はコンテナからマルチバース(多目的)のバースに切り替え、背後地を物流基地として

整備される予定のようです。

(現在、A突堤のコンテナヤードは既に撤退しておりコンテナが1本も置かれていない状態です。。)


また、山下埠頭が2020年(平成32年)に向けて再開発されることが決定しており

今後どのように横浜港が新しく発展していくのかが楽しみです。


以下、横浜市山下ふ頭再開発基本計画より




それでは、また









アンジュ観察記

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