大黒ふ頭に決まったようです。
今日のアンジュ
こんにちは、通関士の村田 博史です。
この前のブログで横浜ベイブリッジの下を通行できない超大型客船があると紹介しましたが
昨日の神奈川新聞で2019年春 大黒ふ頭に客船施設が開業することが分かったと報道されました。
一番最初に入港する客船はクイーンエリザべスになることも決まっているようです。
横浜市は大型客船の誘致に積極的のようで
同じ時期にみなとみらい21地区の新港ふ頭にも大型客船向けターミナルが開業するとのこと。
既存の大桟橋国際客船ターミナルを含めると4隻の大型客船が同時に着岸できる
国内最大のクルーズ港になるらしいです。
国土交通省のホームページでも 「官民連携の国際クルーズ拠点」に横浜港が選出されています。
2017年2月3日の日本海事新聞によると
「横浜市は1月31日に公表した2017年度市当初予算案で、横浜港の主要港湾施設整備に43億円、
国際コンテナ戦略港湾としての集貨施策に34億円、客船誘致・受け入れ機能強化に30億円を
それぞれ盛り込んだ」 とあります。
国際コンテナ戦略港湾政策のなかで平成28年1月に京浜港の港湾運営会社となる
「横浜川崎国際港湾株式会社」が設立され、同年3月には同社に対して国が出資を行っています。
以下、2017年02月13日 「横浜川崎国際港湾株式会社」のプレスリリースから抜粋しました。
「横浜川崎国際港湾株式会社」と横浜市は、国際コンテナ戦略港湾政策の実現のため、
基幹航路の維持・拡大など国際競争力強化に向けた取組を進めています。
このたび、「中遠海運集装箱運輸有限公司(COSCO Shipping Lines Co.,Ltd)」(コスコ)社が、
北米航路の横浜寄港サービスを開始することになりました。
このサービスは、「横浜川崎国際港湾株式会社」と横浜市が昨年4月から積極的に進めてきた
基幹航路誘致における、集貨支援事業の成功事例の一つとなります
とのこと。
横浜市が大型客船の誘致に積極的なうえに
国際コンテナ戦略港湾としての集貨施策に34億円を予算として計上したことで
どのような新しい展開になっていくのを注目していきたいと思っています。
横浜港のコンテナ取扱量は今後、増えていくのでしょうか?
それでは、また
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